ForSeed 事業紹介
代表挨拶
私たちは、ForSeedを豊かさを分かち合う事業であると考えています。
日本は豊かな国です。
自然にめぐまれ、経済は発展し、自分らしい人生を生きる自由があり、多くの人が先進国としての生活を享受しています。
しかし、同時に様々な社会的課題があり、この日本のなかでも物質的に困窮している方々がいるのも事実です。
また、私たち自身のなかにも貧しさがあります。それは自分の利益や目に見えるものばかりを追いかけてしまう心であり、自分だけ、自分の家族だけ、自分の大切なひとだけがよければそれでいいという思いや行動です。
これらの貧しさは不幸へとつながっています。
しかし、やはり私たちには豊かさもあるはずです。私たちは、自分ができることに努め、自分にできる助けや貢献を通して、互いにまごころを通わせ、愛と感謝を伝えあうことを通して、自分のなかにある豊かさを強く実感します。
誰かのために行動するときのほうが力が湧いてくるという経験は誰しもがあると思います。私たちは、誰かのために自分を磨くこと、誰かのために頑張ることが、逆説的ではありますが、結局は一番自分のためになると考えています。
利他的に生きることこそが、もっとも、健全で賢い利己的な生き方ではないでしょうか。貧しさが存在するのは、私たちが豊かさを分かち合っていないからではないでしょうか。自分だけ、自分の家族だけ、自分の大切なひとだけではなく、自分の助けを必要としているひとたちに対して何か行動を起こし、豊かさを分かち合っていくことが大切なのではないでしょうか。
そのように豊かさを広げていくことで、私たちの貧しさは消えていくのではないでしょうか。
私たちは、それが物質的なものであれ、精神的なものであれ、豊かさを感じているひとには果たすべき責任と役割があると考えています。その責任と役割とは、その豊かさを必要としているひとたちと分かち合うことです。
私たち自身、豊かさを分かち合うこと、利他的に考え行動することを日々、模索し、悩み、つまづいています。
しかし、だからこそ、より多くの方々とこの学びを続け、分かち合い、助け合うことで、豊かな世界の実現を目指したいと強く願っています。
このような思いをもとに、私たちは、学び合い、分かち合い、助け合い、互いに成長し成果を出し続けことを目指す事業を立ち上げました。この事業の成長と発展が、より多くの方々の成長と発展につながることを目指しています。
ひとつの種が成長してたくさんの種をまくように、この事業が大きな花を咲かせて、より多くの種が世界に広がっていくことを目指しています。
株式会社 四輝
代表取締役 川口良太
〜ひとは輝く〜
アライメントの6つの物語
ここでは6つの視点から「アライメント」についてご紹介いたします。
アライメントは「一致する」という意味の言葉です。しかし、私たちはアライメントについての明確な定義をもっていません。それは、ひとりひとりの思考にもとづいた「理解」と体験にもとづいた「実感」をつくることのほうが大切だと思うからです。ですので「アライメントとは・・・です」というフレーズは理解をつくるためのひとつの視点だと思ってください。
01 自分の人生を生きる、他者と共に
「人生の主人公となること」
アライメントとは、自分の本音やエッセンスと一致して行動
し、人生の主人公として自覚的に生きることです。
自分も相手もそれぞれの人生の主人公です。
私たちは、自分の感情を抑圧してしまったり、思考が混線して
いたり、他者の意思にふりまわされたりすることがあるかもし
れません。
それでも私たちは自分の人生の主人公です。
「自分はこういう主人公でありたい」という主人公として生き
ること、それがアライメントです。
「ほんとに大切なものは何か?」
私たちは「ほんとに大切なもの」と正しく向き合っているでしょうか。
仕事でも私生活でも「何がほんとに大切なのか」が見えているかどうかがそのプロセスや結果を大きく左右します。
時には、自分がほんとに求めているものを自覚しないまま、別のものを探し求めて悩み苦しみ迷うことがあります。また、何
がほんとに大切かがわからなければ、選択の基準も不明瞭で、あれもこれもと手を出して、時間とエネルギーを浪費し、求め
る結果を得られません。
アライメントとは「ほんとに大切なもの」と一致することです。
「ほんとに大切なのは何か?」「ほんとはどうしたいのか?」「ほんとはどうなったらいいのか?」を問い続けることで、ほん
とに大切なものが見えてきます。
「思いやりを育むこと」
アライメントは自分の軸にしたがって前進することです。ほ
んとに大切なものを大切にし、人生の主人公として生きるこ
とです。
しかし、それは身勝手に自己中心的になることではありませ
ん。アライメントは、関わる人たち、属する共同体や組織に対
してもポジティブな影響があります。
「自分」とは他者との関わりのなかで成立するものです。
アライメントにおいて大切なのは、他者への思いやりを育み
ながら成長していくことです。
思いやりはアライメントを育む水です。
アライメントは、自己成長と対人援助を両輪として、賢く自
己中心的に生きる道に気づかせてくれます。
02 アライメントとは一致すること
「想像してください」
とある船に、12人の小人が乗っています。
彼らは、それぞれ別の興味や関心をもっていて、目指すとこ
ろも求めるところも十人十色です。
その小人たちが自分勝手にしていると、船は風にゆられてフ
ラフラと彷徨い、ひどければ意見の相違から、大海原の真ん
中で途方に暮れてしまうかもしれません。
そして、結局、誰の目的地にも辿り着けなくなってしまうか
もしれません。
一方、同じように、12人の小人が乗った別の船があります。
彼らは、それぞれ別の興味や関心をもっていて、目指すとこ
ろも求めるところも十人十色です。
しかし、彼らには円になって座る機会があります。そこでお
互いに対話し相談し話し合います。それぞれの目的や願いを
確認しあい、それを包みこむようなより大きな目的を見つけ
出し、全体と個々のビジョンが実現する方向を模索しながら
前進していきます。
彼らはお互いに信頼し合い、助け合い、自らの強みを活かし
た役割を果たしながら、全体の目的と自分の目的を一致させ
て、航海を続けていきます。
もちろん困難にも直面するでしょうが、お互いの幸せのため
に、お互いに力を合わせて、常に最善な選択を模索し続け、や
がては誰もが喜べる目的地へとたどり着くでしょう。
これこそがアライメントしている状態です。
「より大きな視点で一致させること」
この船は、私たち自身でもあり、また、チームや組織などの共同体でもあります。
私たちは頭・心・体をもち、仕事・家庭・私生活・共同体など多様な活動領域のなかで、様々な感情・思考・意思をめ
ぐらせています。チームや組織は、独特な個性をもったメンバーから成り立ち、全体の方針・理念・目標と個々人の感情・
思考・意思が交差するなかで活動しています。
アライメントは、それらを「一致」させることを目指しています。
アライメントすることは、ごちゃまぜにすることでも、無理やりひとつにすることでも、お互いを混同することでもあ
りません。お互いの良さを尊重しあいながら、お互いが輝きながら、より大きな目的へ向かって「一致」することです。
アライメントとは、どの小人も疎外することなく、
すべての小人に座席を与え、
それぞれの良さを活かし、
それぞれが輝きながら、より大きなものの中で調和し、
全体としても個としても前進していくことです。
03 3つのライフタスクを加速させる
私たちは、人生には3つのライフタスクがあると考えています。
自分を
教育すること
他者と
関わること
社会に
貢献すること
自分の可能性を最大限に発揮すること
「自分らしく生きたい」
「望んだ人生を幸せに生きたい」
「自分の資質や強みを活かして生きたい」
という思いは誰もがもっているものだと思います。
これらの思いは自分への教育をとおして現実化します。
自分への教育とは、自分が何を目指しているのかを明確に
し、そのために何が必要なのかを考え、主体的に経験を求め、
学び、自らを成長させることです。
私たちは、これが主人公として自分の人生を生きるのに必要
不可欠なものだと考えています。
「あなたはどんな主人公ですか?」
この質問はあなたのアライメントを加速させます。
自分がどんな人間で、どんな資質や能力をもっていて、何を求め、どこに行こうとして、そのために何をしようとしている
のか、それを自覚することで、私たちは主人公としての自覚と実践を加速させることができます。
まわりに支配されずに、自分の力を信じて、前進することができます。
お互いのためになる人間関係
私たちは他者との関わりのなかで生きています。
私たちの人生は、他者に依存し、関わり、影響しあい、変化し
あい、創造されていきます。自分自身とは、他者との関わりの
なかで起きてくる現象です。
すべての問題や悩みは人間関係の問題である、という言葉が
あります。であるならば、逆に、人生の幸せや豊かさは人間関
係を通してもたらされるとも言えるのではないでしょうか。
私たちは、自分の幸せは他者を思いやることを通してもたら
されると考えています。そして、この他者との関わりを最大
限にポジティブなものにしたいと考えています。
アライメントの体系には「対人援助」に関する項目が含まれ
ています。それは、他者の人生や可能性に目を向け、協力しあ
い、助け合い、支え合い、幸せな人生を創造するためです。
自分を育み、他者を助け、社会に貢献する
ひとは、自身の能力を発揮し、他者を助けることを通して、社会
に貢献しています。
家族、友人、知人、仕事、ビジネスどんな場面においても、他者を
思いやることと自身の能力を生かすことを通して、よりよく社
会に貢献することができます。
また、他者と関わり社会に貢献することは、自分を知り成長さ
せることに直結し、人生の質をさらに向上させてくれます。そ
して、自分を成長させることでより良く社会に貢献できるよう
になります。
- ・自分を教育すること
- ・他者と関わること
- ・社会に貢献すること
アライメントはこの3つのライフタスクの質を向上させます。
04 アライメントの未来
私たちは「アライメント」が共通言語となる未来を描いています。
例えば、こんな未来です。
ここは、大きなプロジェクトが進行する、とあるビジネスの現場です。
チームのメンバーたちが進捗状況の振り返りを実施しています。
マネジャーの男性が口を開きます。
「どうもここのところ、少し何かがずれている気がしている。もう一度このプロジェクトのアライメントを見直してみるのはどうだろう」
「そうですね。私自身、このプロジェクトに対してアライメントできていないところがあると思います」
「経営陣の目的と目標も理解できるのですが、やはり、現場の意見を聞いていますと、どうも腑に落とせないところがあります。それがプロジェクトとしてのアライメントにも影響しているのを感じています」
「OK、じゃあ、まずはプロジェクトのアライメントを見直してみよう。各自のワークアライメントについては、それぞれで振り返ってみてほしい」
「とはいえ、特に課題を感じているひとがいたら個別に相談してください。ワークアライメントが不十分だと働いていても楽しくないし、なによりプロジェクトの生産性も下がってしまうからね」
ここは、進路について個別相談している、とある教育の現場です。
教師と思しき女性が生徒に語りかけています。
「どう、あれから進路についての思いに変化はあった?」
「それが、前に話していた進路に迷ってきています。ほんとうに自分がどうしたいのかがわからなくなってきています・・・」
「そっか、私にもアライメントできずに迷ったり悩んだ時期があったよ。でも、いまは、その悩んだ時期が、より大きな視点で自分と向き合う時期だったと思っているし、あなたも必ずアライメントして、ピタッとくる日が必ず来ると思うよ」
「はい」
「この機会に、セルフアライメントの再確認をしてみましょうか」
「はい!よろしくお願いします」
「まずは価値観から進めていく? それともゆめのエッセンスにする? それとも……」
私たちは「アライメント」が共通言語となる未来を描いています。
それは、誰もが、日常的に「アライメント」という言葉を使い、自分の人生の軸を大切にし、自分も他者もが幸せにな
る方向を目指し行動している未来です。
「ForSeed」というこの事業は、2040年の大寒に解散いたします。
しかし、アライメントという言葉と理念は残り、発展し続けます。
私たちは、その未来に向けてアライメントを軸としたサービスを展開していきます。また、私たち以外の方々が、アラ
イメントの体系を変化、発展、応用させることで、さらにアライメントという理念と価値が広がっていくことを目指し
ています。
05 アライメントの木
これは、私たちひとりひとりが一本の樹木であるとイメージして、アライメントの体系を樹木に例えたものです。私たちはこれらの理論と実践をもとにアライメントを支援するサービスを提供しています。
- 3つの指針
-
- 1.アウェアネス
- 2.思いやり
- 3.法則
- 6つの法則
-
- 1.原因・条件・結果の法則
- 2.パースペクティブの法則
- 3.気づきの法則
- 4.創造性の法則
- 5.相互依存の法則
- 6.◯◯の法則
- 自己成長の9パーツ
-
- 1.エッセンスを見つける
- 2.本質を見分ける
- 3.エネルギーを高める
- 4.小さな行動と大きな変化
- 5.無知の知で前進
- 6.シャドウを育てる
- 7.関係の中で成長
- 8.自分らしく貢献
- 9.新しい地平線
- 対人援助の9パーツ
-
- 1.自分の自己一致
- 2.ひととしてつながる
- 3.解決志向で力づけ
- 4.相手の自己一致
- 5.自分らしく前進
- 6.創造的な関係
- 7.責任と見識
- 8.成し遂げる
- 9.成果は相手に責任は自分に
- 33のアビリティ
-
- 1.ゆめのちから
- 2.個人的な指針
- 3.集中と観察
- 4.自己分析
- 5.アイデンティファイ
- 6.チャレンジワーク
- 7.学びと行動
- 8.セルフマネジメント
- 9.ルーティンワーク
- 10.心理的な概念
- 11.ゼロベース思考
- 12.仮説思考
- 13.フレームワーク
- 14.発想力
- 15.分析力
- 16.ストーリーテリング
- 17.プレゼンテーション
- 18.自己開示
- 19.積極的傾聴
- 20.共感的理解
- 21.見識
- 22.解決志向
- 23.力づけ
- 24.質問
- 25.現場検証
- 26.目標の設定
- 27.スモールステップ
- 28.継続的な関わり
- 29.ファシリテーション
- 30.アサーション
- 31.価値提供
- 32.アライアンス
- 33.スーパービジョン
06 自由にカスタマイズしよう
「あなたは何を描きますか?」
私たちのサービスの源である「アライメントの木」は、パレ
ットのなかの絵の具、ギターの弦、ピアノの鍵盤のようなも
のです。
それで、どんな絵を描くのか、どんな音色を奏でるのかは、
ひとりひとり違います。そこにひとりひとりの創造性が発揮
される余地があり、想像を超えたものが生み出される可能性
があります。
「カスタマイズできる自由」
「アライメントの木」は無数の可能性を秘めています。
私たち自身、日々、学びと発見があり、サービスの内容や
質も変化と向上を続けています。
「可能性を見つけて創造すること」はアライメントの重要
な側面のひとつです。私たちは、より多くの方々が、自由
に、想像をはたらかせ、新しいカスタマイズやクリエイシ
ョンを起こしてくれることを楽しみにしています。
例えば、個人のアライメントを加速させる「セルフアライメントシート」というものがあります。
これはアライメントを学んだ方々のアイデアでさらに変化させられますし、実際にいくつものバージョンが生まれていま
す。また、自分自身に合わせたかたちに自由にカスタマイズすることもできます。
「対人援助の9パーツ」は、カウンセリング、コーチング、コンサルティングのノウハウやスキルを統合し止揚したもの
です。これを学ぶことで対人援助のエッセンスとスキルを身につけ、日常に効果的に活かすことができます。すでに対人
援助に関するスキルや経験がある方にも、新しい気づきや視点をもたらしてくれます。
そして、ビジネススキルやヒューマンスキルをアライメントの軸で体系化した「33アビリティ」があります。スキルや
ノウハウをそれ単体で学ぶのではなく、アライメントとリンクさせることで自分自身にとって本当に意味のある能力とす
ることができます。
私たちが提供しているアライメントの体系は、パレットの
なかの絵の具であり、ギターの弦やピアノの鍵盤のような
ものです。
それでどんな絵を描くのか、どんな音色を奏でるのかは、
ひとりひとり違っていいと思いますし、そこに私たちひと
りひとりの創造性が発揮され、さらにアライメントが加速
されると考えています。
たくさんあるパーツやアビリティから、あなたが求めるも
のを選んで、カスタマイズして活用することができます。
すべてを網羅的に学ぶ必要はありません。興味のあるとこ
ろ、必要なところをピックアップするだけでも十分効果的
なものになると思います。
さぁ、あなたはどんな絵を描き、
どんな主人公として、
どんな人生を創造しますか?
会社概要
社名 | 株式会社 四輝 |
---|---|
理念 | ひとは輝く |
創業 | 2009年12月 |
代表 | 川口 良太 |
所在地 | 京都府宇治市木幡西中44−2 |
事業内容 | 教育事業:四輝学院を京都・大阪・東京・埼玉・神奈川に展開 コンサルティング事業:ForSeedにて個人/法人向けのアライメント支援を展開 |
ForSeedのミッション | アライメントを支援することで、自分、組織、ビジネスを成長させることができる人材を育成し、アウェアネスと思いやりのある社会の実現に貢献する。 |