聞き上手になるための《あいづち》5つのレベル(1〜3)
公開日:2018年06月06日 更新日:2018年10月17日
レベル1:おうむ返し
これは専門用語で、
「バックトラッキング」
といいます。
相手の方が話した言葉を
そのままお返しすることです。
例えば、
「昨日、ステーキを食べたんだ」
「ステーキを食べたんだね」
こんな感じです(^ ^)
簡単です。
このあいづちによって、
話を聞いている側は、
相手の話への理解も深まりますし、
話をしている側には、
自分が話した内容が理解されている、
受け入れてもらえている、
という安心感が生まれます。
レベル2:リードの言葉
これは相手の話を促したり、
リードするあいづちです。
例えば、
「それから、どうなったんですか?」
「それで、それで」
「もう少し教えてもらえますか?」
などです。
このあいづちによって、
こちらが関心をもっていることを
相手に伝えることができ、
相手はもっと話して良いのだ、
という安心感を感じることができます。
レベル3:気持ちにうなづく
これは、相手の感情に対して、
共感的理解を示すことです。
「キョウカンテキリカイ???」
共感的理解とは、
「相手の立場で相手のことを理解すること」
です。
このあいづちは、
相手の気持ちに「おうむ返し」する、
と考えてもらうと簡単です。
例えば、
「ここが一番大変で辛かったですね」
「それが辛かったんですね」
この「おうむ返し」を意識するようになると
必然的に相手の話をよく聞くようになります。
相手の話を聞いていないと
「おうむ返し」できませんから(笑)
これ、試した方は実感できますが、
話し下手な方でも会話が盛り上がりやすくなります。
盛り上がらなくても、
お互いに対する理解が深まる感覚を感じることができます。