01 自分の人生を生きる、他者と共に(アライメントの6つの物語)
公開日:2018年10月08日 更新日:2018年10月08日
自分の人生の主人公となること
アライメントとは、自分の本音やエッセンスと一致して行動し、人生の主人公として自覚的に生きることです。
自分も相手もそれぞれの人生の主人公です。
私たちは、自分の感情を抑圧してしまったり、思考が混線していたり、他者の意思にふりまわされたりすることがあるかもしれません。
それでも私たちは自分の人生の主人公です。
「自分はこういう主人公でありたい」という主人公として生きること、それがアライメントです。
ほんとに大切なものは何か?
私たちは「ほんとに大切なもの」と正しく向き合っているでしょうか。
仕事でも私生活でも「何がほんとに大切なのか」が見えているかが、プロセスや結果を大きく左右します。
時には、自分がほんとに求めているものを自覚しないまま、別のものを探し求めて悩み苦しみ迷うことがあります。
また、何がほんとに大切かがわからなければ、選択の基準も不明瞭で、あれもこれもと手を出して、時間とエネルギーを浪費し、求める結果を得られません。
アライメントとは「ほんとに大切なもの」を大切にすることです。
「ほんとに大切なのは何か?」「ほんとはどうしたいのか?」「ほんとはどうなったらいいのか?」を問い続けることで、ほんとに大切なものが見えてきます。
思いやりを育むこと
アライメントは自分の軸にしたがって前進することです。ほんとに大切なものを大切にし、人生の主人公として生きることです。
しかし、それは身勝手に自己中心的になることではありません。
「自分」とは他者との関わりのなかで成立するものです。
アライメントにおいて大切なのは、他者への思いやりを育みながら成長していくことです。
思いやりはアライメントを育む水です。
アライメントは、自己成長と対人援助を両輪として、賢く自己中心的に生きる道に気づかせてくれます。
アライメントは、関わる人たち、属する共同体、組織に対してもポジティブな影響力をもちます。