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「アライメント」を加速させる「学び」と
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02 アライメントとは一致すること(アライメントの6つの物語)

公開日:2018年10月08日 更新日:2018年10月08日

02 アライメントとは一致すること(アライメントの6つの物語)

想像してください・・・

 

とある船に、12人の小人が乗っています。

彼らは、それぞれ別の興味や関心をもっていて、目指すところも求めるところも十人十色です。

その小人たちが自分勝手に舵をとろうと争っていると、船は風にゆられてフラフラと彷徨い、ひどければ意見の相違から、大海原の真ん中で途方に暮れてしまうかもしれません。

そして、結局、誰の目的地にも辿り着けなくなってしまうかもしれません。

 

一方、同じように・・・

 

12人の小人が乗った別の船があります。

彼らは、それぞれ別の興味や関心をもっていて、目指すところも求めるところも十人十色です。

しかし、彼らには円になって座る機会があります。

そこでお互いに対話し、相談し、話し合います。

それぞれの目的や願いを確認しあい、それを包みこむようなより大きな目的を見つけ出し、全体と個々のビジョンが実現する方向を模索しながら前進していきます。

彼らはお互いに信頼し合い、助け合い、自らの強みを活かした役割を果たしながら、全体の目的と自分の目的を一致させて、航海を続けていきます。

もちろん困難にも直面するでしょうが、お互いの幸せのために、お互いに力を合わせて、常に最善な選択を模索し続け、やがては誰もが喜べる目的地へとたどり着くでしょう。

これこそがアライメントしている状態です。

より大きな視点で一致させること・・・

 

この船は、私たち自身でもあり、また、チームや組織などの共同体でもあります。

私たちは頭・心・体をもち、仕事・家庭・私生活・共同体など多様な活動領域のなかで、様々な感情・思考・意思をめぐらせています。

チームや組織は、独特な個性をもったメンバーから成り立ち、全体の方針・理念・目標と個々人の感情・思考・意思が交差するなかで活動しています。

アライメントは、それらを「一致」させることを目指しています。

アライメントすることは、ごちゃまぜにすることでも、無理やりひとつにすることでも、お互いを混同することでもありません。

お互いの良さを尊重しあいながら、お互いが輝きながら、より大きな目的へ向かって「一致」することです。

 

 

アライメントの6つの物語 目次はこちらです

 

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