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意外と知らない!《信用》と《信頼》の違いとは?(3)

公開日:2018年06月06日 更新日:2018年10月18日

意外と知らない!《信用》と《信頼》の違いとは?(3)

 

信用》と《信頼》の違いについて考える

 

さて今日は、

《信用》と《信頼》の

2つ目のポイントについてです。

 

《信用はかたちがある》《信頼はかたちがない》

 

相手を信用するとき、

私たちは「証拠」を求めます。

 

つまり信用する根拠です。

 

根拠なしに信用するのは、

実は《信用》ではなくて《信頼》です。

 

これ、盲目的な《信頼》です(笑)

一番危険なパターンですね。

 

例えば、クレジットカードの

クレジット=信用ですね。

 

クレジット会社は、

相手が信用できるかどうか、

信用を確かめてからカードを発行します。

 

コミュニケーションでも、

《信用》があるとないでは、

質が大きく変化します。

 

できれば、相手に

信用してもらっているに

越したことはありません。

 

信用は自分の言動を通して、

一つ一つ積み上げるしかありません。

 

信用を失うのは簡単です(笑)

 

でも、積み上げるのは努力が必要です。

 

まずは、身近な人たちに、

信用してもらうところから始めましょう。

 

家族、友人、職場で、

信用を積み上げるという視点で、

自分の言動を振り返ってみるのもいいかもしれません。

 

相手の具体的な行動に対して、

「ありがとう」と感謝を伝えることも、

信用を積み上げる小さな行いです。

 

《信頼》をラポールの視点で考えてみる

 

コミュニケーションでは、

信頼に関して「ラポール」という

心理学の言葉があります。

 

簡単にいうと信頼関係のことです。

心がオープンに通いあう状態を意味しています。

 

ラポールのないコミュニケーションは、

ほとんどのケースで、

相手の抵抗にあいます。

 

例えば、、、

 

・こちらの話を聞いてくれない

・関心がない態度をされる

・反対意見ばかり言われる

・「いいね」と言ってもほんとはそう思っていない

・「わかりました」と言っても実行しない

 

これらはすべて「抵抗」です。

 

抵抗が発生するのは、

ラポールが足りないからです。

 

「部下が動いてくれないんです」

「子どもが言うことをきかないんです」

 

という悩みも、

まずは相手とのラポールを

見直してみる必要があります。

 

つまり、問題は相手にあるのではなく、

自分自身が相手に信頼されていない、

もっというと、信用されていない、

というのがほんとの問題かもしれません。。。

 

ラポールは、

スタートラインです。

 

ラポールを築くテクニックは、

いろいろとあるのですが、

 

一番大切なポイントは、

自分は、相手が信頼できるような

言動や振る舞いをしているかどうか、

ということです。

 

次の記事では、ちょっと別の側面から《信用》と《信頼》を考えてみます。

 

 

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